04_ 欲望うずまくステージへ
「もっと」が止まらなくなった頃
きゅーぶです。 03の続き。
スナックで働き始めた頃のわたしは、 とにかく「自由」がうれしかった。
親の監視から外れて、 許可求めずに何でもできる。 誰にも細かく管理されない。 それだけでかなり開放感があった。
しかも、普通のバイトより圧倒的に稼げる。
当時のわたしからしたら、 この自由度はかなり影響大きかった。
でも人間だから、 怖かった夜の世界にも慣れてくる。 不安だったのは最初だけだった。
スナックは、 どちらかというと常連さん中心の世界。 当時妹分のわたしは、 お姉さんたちにかわいがられていた。 それはそれで居心地がよかった。
でもそれが慣れて普通になると、 「ここ以外の世界はどんなだろう」 という好奇心が生まれる。
自由にも、お金にも、 「もっと」が出てくる。 もっと稼ぎたい。 もっと華やかな世界を見たい。 もっと「夜の世界っぽい場所」に行ってみたい。 そんな時に出会ったのが、ラウンジだった。 今でいう、キャバクラに近い感じ。
スナックよりも、女の子のレベル感が一気に上がる。
キラキラしたドレス。
豪華なヘアセット。
丁寧で密な接客。
駆け引きを含んだ会話。
全部が「見られる世界」。
スナック時代は、 そこにいるだけで妹みたいにかわいがられていた。
でもラウンジは違う。 席について、会話して、また呼ばれるかどうか。 そう、そこは
「選ばれる側」の世界だった。
最初はかなり緊張した。 周りの女の子もカワイイしキレイ。 そして会話も駆け引き上手。 あと単純に、みんな強そう。笑 でも不思議と、怖くはなかった。
むしろ、 その世界に少しずつ馴染んでいって、 求められる感じが気持ちよかった。 頑張った分、ちゃんと返ってくる。 これが「承認欲求」みたいなものかな?
売上。
本指名。
場内指名。
バック。
数字として見える。 そこには学歴なんて全く関係ない。 「その時の自分」で勝負できる。 それが当時のわたしには、すごく魅力的だった。
今思えば、この頃から少しずつ、 「もっと上へ」が止まらなくなっていた気がする。
負けたくない。
もっとすごい世界が見たい。
そしてその先に待つのは... 05へ続く。
「きゅーぶの余白を編む」を読んでいただき、ありがとうございます。
感じたことがあれば、コメントで教えてもらえたらうれしいです。






早くドロドロが見たいです😂
どこの街の話になるんだろうw